マフラーから出る排気ガスの色や臭いで、ある程度の車の具合を推測する事ができます。
白煙が出る場合はエンジンオイルがガソリンと一緒に燃えている事が考えれます。
車の使用年数や走行距離がかさむとオイルシールやリングといった部品の磨耗が原因ですが、
この修理はエンジンのオーバーホールとなり、高額修理になります。
画像のような白煙が薄い状態ならば、乗っていても不具合を感じないくらいのものです。
オイルの減り方もそんなに激しくありません。
この程度の状態ならば、当店では信頼性の高いWAKO’Sのオイル添加剤の使用をおすすめしています。
悪化せず小康状態を保つか、少しの改善が見られる事例もあります。
こういう初期症状に気が付けば、不意の高額修理の出費を防ぐ事ができるかもしれません。
白煙といえば、冬の寒い時期は水蒸気がモワモワと出ますが、これは異常でも故障でもありません。
吐息が白く見えるのと同じです。これは臭いで判別がつきます。
水蒸気の場合は鍋ややかんでお湯を沸かした時の水蒸気とほぼ同じ臭いがします。
オイルによる白煙の臭いは、てんぷらやフライを揚げる前の油を熱している臭いに似ています。
当店での点検もまず最初にする事は排気ガスの色を見たり、臭いを嗅いだりする事から始めます。