メルセデス・ベンツ(R129)SL500
新車から22年目、走行距離13万4千kmで迎えた車検のNG例をご紹介します。
V8エンジンの左右バンクともシリンダーヘッドカバーガスケットの劣化によるオイル漏れがあり、漏れたオイルがスパークプラグに付着して点火の具合が悪い状態でした。
漏れたオイルがエキゾーストマニホールドにも付着して焦げていました。
走行中は焦げ臭かったです。
漏れたオイルがプラグのネジ山に浸透して点火の具合が悪くなっていました。
113型V8エンジンは1気筒に2本のプラグが装着されているので片バンクで8本、両バンクで16本の交換になります。
廉価版のプラチナプラグが付いていましたが長持ちするダブルプラチナプラグに交換しました。
メルセデス・ベンツのプラグコードはガッチリくっついていて外す際に断線やゴムの被覆を破損してしまう場合があることと、長期使用されて劣化していることも考えられるのでプラグと一緒に交換します。
プラグと同数の18本交換です。
ステアリングリンケージのタイロッドエンドブーツも破れていました。
こちらも車検NGなので交換です。
ブレーキフルードはどのメーカーでも2年毎の定期交換が推奨されています。
日本の場合は2年に1度車検が来ますから車検の時に交換しておけば間違いないです。
ブレーキフルード交換はおすすめの範囲ですが重要なメンテナンスです。
部品は優良社外品を利用して部品代の出費を軽減致しました。
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