エンジン始動後、水温が少し上がるまでの間は回転数が高いですね。
この回転が高い間は、ガソリンが通常より濃く噴射されています。
10分程度のチョイ乗りの場合、ガソリンが濃い状態での使用となります。
この状態が1年、2年と続くとプラグにダメージが出てきます。
画像左側の汚れたプラグは、2年間で8千km程度の走行でしたが、使い方はまさに1回10分程度の
チョイ乗り。(1日に朝と晩に2回使用とのことでした。)
「アイドリングが低くなって振動を感じる」
とういう症状から使用の仕方をお聞きして、故障ではなく、使い方の結果という判断となりました。
走行距離は少なくても使い方によっては、部品が早くダメになるという事例ですね。