練馬区のお客様から車検のご依頼をいただきましたBMW X5(E53)ですが、車検NG箇所がいっぱいあった例です。
ウインドーウォッシャー液が出ないのは車検NGです。
ポンプが作動していないので交換です。
ヒーターホースからクーラント漏れあり。
少量のにじみ程度なら車検が取れる場合がありますが、(後日修理が前提)数分のアイドリングで車体の下まで垂れてくるので、修理必須です。
クーラントもしばらく交換していないのでこの際に交換。
クーラント交換の際にはWAKO'Sのクーラントブースター添加をおすすめします。
スタビライザー・リンクロッドはサスペンションの構成部品の1つです。
ブーツ破れやガタがある場合は車検NGなので交換が必要です。
タイロッドエンドはハンドルの操作を車輪に伝える重要な部品です。
タイロッドエンドにガタがあったりブーツが破れている場合は車検NGなので交換が必要です。
ドアハンドルの内部の破損で運転席ドアが開けられない。
車検NGの前に不便極まりないので修理必須。
以上の修理が車検を取るために必要でした。
車検は車の状態が良くても重量税や自賠責保険などまとまった金額の出費があるので、必要な修理が複数ある場合は出費も大きくなります。
これらの損傷は全部同時に起こったことではないと思います。
車検と車検の間に点検に出していただければ、その都度修理やメンテナンスをして一度に大きな出費は防げたかもしれませんね。