メルセデス・ベンツ W211 E280 車検で修理が必要になった事例です。
新車から11年目、走行距離64,000kmで迎えた車検でフロントサスペンションのボールジョイント・ブーツが2箇所切れているのが判明しました。
サスペンションや駆動系のパーツにはゴムブーツが多数使われていますが、どの部分でもブーツが破損していると車検が取れません。
フロント右側・ストラットアームのボールジョイント・ブーツに亀裂がありました。
ブーツだけの部品設定がないのでアームごと交換になります。
優良社外部品を利用して部品代を安く抑えます。
もう1箇所はフロント左側・ロアアームのボールジョイント・ブーツの破損です。
こちらはボールジョイントのみを取り替える形になります。
ロアアーム・ボールジョイントも優良社外品を利用して部品代を安く抑えます。
最後にタイヤのパンクが発覚。
太い釘のようなものが斜めに刺さっていて、表面から内側まで大きな亀裂があるため修理不可と判断し、タイヤも交換することになりました。
新車からの経過年数が11年ということで経年劣化が原因でブーツの破損が起こったものと思います。
今回交換したブーツ以外にも新車時から付いているブーツがまだ多数あり、今後残りのブーツも順次破損していくことが考えられます。
そんな時期に達した車はこまめに下廻りやサスペンション廻りなどの点検をして、その都度劣化部品を交換するメンテナンスを実施すれば車検で一度に高額な修理費用がかかってしまうことを防ぐことができます。
中央区にお住まいのお客様からの車検のご依頼でした。
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