初度登録(新車)から15年経過した車のブレーキパッドが片側だけ激しく磨耗していました。
内側パッド6mm、外側パッド2mm
多少の差はあるものですが、これはちょっとよろしくない状態です。
ブレーキペダルを踏むと両側のパッドがディスクに押し付けられ、ペダルから足をはなすとパッドが戻る仕組みになっています。
画像の状態は外側パッドの戻りが悪くなって走行中もディスクに当たっているので外側だけ早く減っているのです。
この状態ですとブレーキキャリパーやマスターシリンダーのオーバーホールとブレーキホースの交換をおすすめするところですが・・・
あと1年ほど(現在の車検の期限)で買い替える予定とのことなので、なるべくお金のかからない方法で対処することにしました。
新品パッドに交換、パッド座面清掃、スライドピン清掃とグリス塗布、ピストンブーツ内清掃、ブレーキフルード交換という内容のメンテナンスをして様子を見ながら乗っていただくことにしました。
勿論、試運転をして引きずりのないことを確認してお渡ししました。
使用期間が最長であと1年という条件での対処方法でした。
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