目黒区にお住まいのお客様から車検のご依頼をいただいたBMW E91 325i です。
リアタイヤに磨耗限度(溝の深さ1.6mm以下)を示すスリップサインが出ていました。
タイヤのブロック(山)が減って溝の深さが1.6mmになるとこのような形で現れます。
そして車検の規定ではスリップサインの出ているタイヤは車検が取れないのでタイヤ交換が必要になります。
タイヤサイズ 255/40-17 94W
本来はランフラットタイヤを装着する設定ですが、予算の都合でノーマルラジアルタイヤを装着しました。
ランフラットとノーマルラジアルでは1本あたり1万数千円の価格差があります。
サイズとロードインデックス(この場合は94という数値)が同じならランフラットタイヤを普通のラジアルタイヤに交換しても走行性能(走る、曲がる、止まる)に問題はありません。
ただし、新車からランフラットタイヤが装着されている車はスペアタイヤが装備されていないのでパンクした時に困る可能性があります。
予算の都合でランフラットタイヤをノーマルラジアルタイヤに換装する場合は、スペアタイヤが付いてないことを説明したうえでお客様に決めていただいています。